不動産取引の注意事項

土地を探す際の注意事項

気に入った土地があれば、まず物件資料を頂きましょう。その資料で、下記内容をチェックします。
①都市計画→市街化区域・市街化調整区域・非線引き区域の確認(市街化調整区域は原則建物を建てることができません)
②用途地域・地目の欄を確認→用途地域が工業専用地域の場合、住宅を建てることができませんし、地目が田畑の場合は、農地転用の手続きが必要になります。
③建ぺい率・容積率→この割合によって、建てられる建物の面積が変わります。
④取引態様が「自社または売主」となっているか「仲介」となっているか→仲介の場合は仲介手数料がかかります。
⑤接道・接面義務→その土地に接する道路幅が4mあるか、またその道路とその土地が2m以上接しているかその後、もう一度土地を見に行った際には、「以前何か建物が建っていたか、またそれは何か」「古井戸があるかないか」(古井戸がある場合はお祓いする必要有)「電柱の位置」などをチェックし、もう一度希望する住宅が建ちそうかどうかを宅地建物取引業者・設計事務所・施工業者に確認しましょう。

住宅を探す際の注意事項

まず建物に入ったら、建物の内容(キッチン周り等)を見がちですが、窓をチェックし、「明るさ」「風の通り具合」「隣家との距離」を確認しましょう。そして次は「階段周りが明るいかどうか」をチェックして下さい。物件を一通り見たら、最後に「駐車場や庭のスペース」「ポストの大きさ」(個人宛郵便が簡単に見られないような大きさ・構造かどうか)をチェックしましょう。そして、物件資料を手に入れて頂き、その土地に対して建物の位置はどうか、土地を有効活用できているか」をチェックしましょう。

売却における注意事項

一番大事なことは、ローン残債と査定金額のバランスです。まず、売却を考える際「1円でも高く」という思いがあるのが人間というものです。良く勘違いされるのは、情報誌・チラシを見られて「これぐらいの価格で買い取ってくれる」「住宅ローン残債額と同額で買い取ってくれる」と思ってしまうことです。あくまでもこれは査定金額とは異なりますので、綿密な資金計画が必要です。